3年半で家を手放して気づいた、後悔しない家選びのヒント3選

はじめまして。「住まいノート」を書いている、おますです。
私は29歳のときに都内でマイホームを購入し、3年半後にその家を手放しました
現在は同じく都内の賃貸マンションで家族と暮らしています。

家を購入したときは、これが「安定の証」だと思っていました。
でも、現実は住宅ローンの不安、間取りの後悔、そして「このままでいいのかな」という迷いの連続。
初めての家探しは、情報が多すぎて、何を信じていいかわからない…。
私もみなさんと同じように、ネットや営業トークに振り回されながら悩みました。

それでも、この経験があったからこそ見えてきた「後悔しない家選びのコツ」があります。
このブログでは、実際に買って・住んで・手放した体験をもとに、
これから家を探す方へ「リアルな学び」と「心がラクになるヒント」をお届けしていきます。

今回の記事では、
「初めての家探し、失敗したくない!」
「マイホーム購入のポイントって何?」
という方のために後悔しない家選びの3つのポイントをご紹介していきます!

ぜひ最後までご覧ください。


目次

結論:後悔しない家選びの3つのポイント

私は自分の経験から、以下の3つのポイントにたどり着きました。

  • 買うときに「売ること」を想定しておく
  • 感情ではなく「暮らし」で選ぶ
  • 家族の変化を想定しておく

以下に私の経験と3つのポイントについて、くわしく解説していきます。

マイホームを買ったきっかけ

私は当時1歳の子どもを育てながら育休中。
夫は昼から夜まで勤務で、ほとんどワンオペ育児の日々でした。
はじめての子育て、そしてコロナ禍で自由に外出もできず、
小さな部屋の中で毎日があっという間に過ぎていきました。

部屋の一角にベビーベッド、すぐ横には洗濯物。
狭いリビングにおもちゃがあふれ、常に片付かない部屋。
息が詰まりそうな生活の中で、「もっと広い家に引っ越したい」と思うようになりました。

「家を買えば、もっと気持ちが安定するはず」
「マイホームがあれば、この先安心できる」
そう信じて、物件サイトを毎晩眺めていました。
今思えば、焦りと不安が入り混じったまま走り出していたのだと思います。


手放すことになった理由

ついに念願のマイホームを購入し、家具をそろえ、新しい生活が始まりました。
最初の数ヶ月は、何もかもが新鮮で幸せそのもの。
でも第二子が生まれ、3年ほど経った頃から、少しずつ違和感が積み重なっていきました。

「収納が足りない」
「坂道が多くて駅までの距離が思ったより遠い」
「子どもを抱えての階段の昇り降りが辛い」

生活の中で小さな不便が増え、しだいに
「この家を一生ローンで払い続けるのは、本当に幸せなのかな?」
と思うようになりました。

売却を決めた夜は、眠れませんでした
「家を失う」ような気がして、何度も心が揺れました
それでも、未来の自分たちの暮らしを想像したときに、
「手放すことも前向きな選択だ」と思えるようになったのです。


手放して気づいた、後悔しない家選びのヒント

家は「買う」ことがゴールではなく、「暮らし続ける」ことが大切。
そしてもうひとつ、「いつか手放すかもしれない」という視点を持つこと。
3年半の経験から、特に大切だと感じた3つのポイントをお伝えします。

1.  買うときに「売ること」を想定しておく

家を購入するとき、多くの人は「一生住む前提」で考えます。
私もそうでした。
でも現実には、転勤、子どもの進学、親の介護など、人生の変化は予想できません

間取り・立地・築年数などは、将来の資産価値にも関わります。
「もし数年後に売ることになったら、この家は選ばれるだろうか?」
そんな視点を少し持っておくと、後悔の少ない選択につながります。

2. 感情ではなく「暮らし」で選ぶ

内覧のときは、どうしても感情が高ぶります。
「このキッチンかわいい」「リビングが明るくて理想的」と、
気持ちが盛り上がって即決しそうになることも。

でも、実際に暮らすのは毎日。
動線・収納・日当たり・駅までの道のりなど、冷静な目で見ておくことが大切です。
「好き」よりも「暮らしやすい」を優先できたら、きっと後悔は減ります。

3. 家族の変化を想定しておく

家は、今の生活にぴったりでも、5年後・10年後は違うかもしれません。
子どもの成長、働き方の変化、家族構成の変化。
私も、「今ちょうどいい間取り」が数年で手狭に感じるようになりました。

未来の自分たちの暮らしを少しだけ想像しておく。
それが、長く快適に暮らせる家を選ぶコツだと思います。


この記事を読んでくださっているあなたも、もし今、間取りや立地で迷っているなら、
「5年後の自分」を少しだけ想像してみてください。

まとめ

いかがでしたか?

家を購入する前に「将来の暮らしを想像すること」はもちろん大切です。

そこから一歩踏み込んで、マイホーム計画の中に「売るときの視点」を少しだけ持つことが、後悔しない家選びにつながると私は売却の経験を通じて学びました。

家は「今の幸せ」と「これからの安心」のバランスで選ぶと、より良い方向が見えてくるはずです。

家を買う前に、住宅ローンや固定費の見直しも含めて暮らし全体を考えることはとても大切なこと。

家選びは人生で大きな買い物だからこそ、焦らず冷静に判断する時間を持ってください。


このブログで伝えたいこと

家を買うときも、手放すときも、不安や迷いは誰にでもあるものです。
私もたくさん悩み、たくさん後悔しました。
でも、あの経験があったからこそ、今は家をどう選ぶかを冷静に考えられるようになりました。

このブログでは、

  • 家を買う前に知っておきたいこと
  • 住宅ローンや税金のリアル
  • 住んでから感じた工夫や後悔

など、実体験をもとにお話ししていきます。
あなたの家選びが、後悔のない一歩になりますように。
そして、「自分たちらしい暮らし」を見つけるきっかけになりますように。

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